home

老眼の仕組み

老眼とは、眼のピントを合わせる機能が低下することで、本や新聞など、近くのものが見えにくくなる症状のことを言います。(屈折異常に対して、調節異常といわれます。)少し専門的にいえば、近点距離(ピントを合わせることができる眼から一番近い距離)が年とともに長くなることをいいます。

老眼になるのは、大きく2つの原因があるとされています。
1つ目は毛様体の衰えです。厳密には毛様筋の緊張する力が弱まり、水晶体の厚みを増すことができなくなることで、近くのものが見えにくくなると言われています。
2つ目は、水晶体の弾性の低下です。水晶体は年とともに核の部分から硬くなっていくという性質があります。水晶体とはゼリーをセロファンで包んだようなもので、ゼリー状であるが故に厚みを変えることが可能となりますが、水晶体の弾性が低下することにより、厚みを変えることが困難になります。そのため、水晶体を厚くすることが困難となり、近くのものが見えにくくなるといわれています。

老眼の原因を知るには、眼の調節機能(ピントを合わせるメカニズム)を理解することが重要となります。

眼の調節は主に「水晶体」と「毛様筋」という2つの器官によりなされます。

水晶体はゼリーをセロファンで包んだようなもので、眼のレンズとしての役割を持ちます。ただし、このレンズは「形(厚み)を変えることができる凸レンズ」で、厚くなると近くが、薄くなると遠くが見えるようになっています。

また、毛様体とは、水晶体の厚みを変えるための筋肉です。毛様体と水晶体はチン小帯という釣り糸でつながっており、毛様筋がこの釣り糸を引っ張ったり、緩めたりすることで眼の調整を行います。

眼がピントを合わせるメカニズムは以下のようなプロセスで行われます。

  毛様体が緩む → チン小帯が引っ張られる → 水晶体が薄くなる → 遠くが見える

  毛様体が緊張 → チン小帯が緩む → 水晶体が厚くなる → 近くが見える

また、普通の状態では毛様体は緩んだ状態であり、目のピントを合わせる機能というのは、厳密には近くのものを見るための機能となります。(こうした特性が老眼の要因ともなります)

News






Copyright © 老眼の仕組み, ALL rights reserved.